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MI-5 第4回「旅路の果て」

2008/04/28 (月)  カテゴリー/海外ドラマ MI-5

イギリス節炸裂というか、何とも後味のわるーいラストでした。
ヤズディの資料写真を見つめるアダムの憔悴し切った表情が印象的。
厭世的になるなというのは、酷かもしれません。

MI-5, Volume 4

MI-5, Volume 4
MI-5, Volume 3 MI-5, Volume 2 MI-5, Volume 1 MI-5, Vol. 5 (5 Discs) MI-5, Volumes 1 and 2
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トルコ、イスタンブールから、多数の移民がイギリスに流れ込んでいるという事実を掴んだMI-6は、捜査に乗り出していた。
彼らの多くが、イギリス国内で、テロリストと関わりを持っているらしいという事実が発覚。
トルコで現地人を潜入捜査に加えた作戦が失敗したことで、MI-5に捜査協力が求められた。

移民たちが関わっているとみられるテログループ「アルカハフ」のリーダー格は、アリ・モハメド・ヤズディ。
彼は、医学生からテロリストへと転身した。
「アルカハフ」は「害は与えない」という犯行声明とともに、世界各地で自爆テロを決行、児童12人を巻き込んだ惨事も引き起こしていた。

不法移民を取り仕切っている会社のオーナーが、中東のバハール国王子ハキムであることを掴んだグリッドの面々。
治外法権で手を出せない相手を説き伏せるため、色仕掛け。
その写真をネタに、尋問するが。これといった情報を引き出すことはできなかった。

策に窮したグリッドは、アダムを移民輸送トラックに潜入させ、ヤズディと直接接触。
彼を、二重スパイとしてこちら側に引き入れる作戦に出た。
「アルカハフ」の犯行声明、「害は与えない」が医師になる際に医学生が誓う「ヒポクラテスの誓い」に由来していることに気付いたアダムが、テロ失敗により多数の犠牲を出してしまったことで、ヤズディがやや気弱になっている筈だ、と読んでの作戦だ。

作戦決行。
イスタンブールからの道中、何度かヤズディに話しかけるが、まともに相手にされない。
それどころか、「西洋かぶれの腰抜け」と糾弾され、「二度と話しかけるな!」とくぎを刺されてしまった。
「A dead end」
万策尽きたグリッドは、輸送トラックを襲撃。
そこから逃げ出したヤズディを信頼させ、彼の目的地を探ろうとするが、逆にスパイであることがばれてしまった。
それでも、なおヤズディに二重スパイの任務を依頼。
それを完遂すれば、「新しい人生」を手にできると、説得を試みる。

「罪の意識に、恐れおののいていた」
と告白したヤズディは、一転、協力を承諾。
イギリス国内に入ってからは、いたって従順なそぶりを見せる。
アダムは、ヤズディのその豹変ぶりに腑に落ちないものを感じながら、尋問が始まる。

ロンドンにある地下組織のアジトを聞き出すが、要領を得ず、ロンドンにおけるパイプ役となっている人物の居所を話し出した。
フセイン・ハドラミ。
しかし、15時間に及ぶ尋問をもってしても、何ら情報を引き出すことはできなかった。
ジュリエットはハドラミにヤズディを対面させ、直接喋らせろ、と提案。

渋々承諾したハリー。
しかし、その会話から、テロリストグループの本当のリーダーがハキム王子であることが分かる。
ハリーは頭を抱える。
ハキム王子は、対テロ法によって、身柄を拘束された。

ハドラミの一件で気をよくした上層部は、王子もヤズディに尋問させろと命令。
ハドラミとヤズディの会話のテープを何度も見直したアダムは、そのやり取りに不自然なものを感じていた。
まるで、ヤズディがハドラミに誘導尋問しているかのようなのだ。
不安を感じるハリーとアダムだが、内相からの直々の命令により、ヤズディとハキムの対面がセッティングされた。

ヤズディは、まさにこの時を待っていたのだ。
異変を察したハリーが「二人を引き離せ」と命令した時だった。
ハキムと相対したヤズディは、ハキムが眼鏡を外した刹那、ハキムにとびかかり、眼鏡を奪い取るとその頸筋めがけて何度も突き立てた。

ヤズディの真の狙いは、中東をオイルマネーで牛耳る一部の王族たちを粛清すること。
また、その恩恵に浴して気付かずにいる西洋諸国に、彼らの意思を突き付けるために、イギリスで犯行を実行したのだった。

「爆弾に巻き込まれた12人の児童は?」
とのアダムの問いに、
「彼らも天国にいるだろう。」
と答えるヤズディ。

来るべき未来に「イスラムの家」を建国すること。
その揺らがざる信念のための犠牲をいとわない、腐った人間は排除する。

そんな彼の言葉に、返す言葉の見つからないアダム・・・。



MI-5は、国内担当のはずなのに、アダムはトルコまで飛んで不法移民を運ぶトラックに乗り込んじゃいます。
ある意味、ジャック@「24」シリーズよりも破天荒ですね。

アダムたちは、「プロファイリング」と「工作」を同時進行で進めるんですね。
テロリストとの戦いは一刻を争うわけだから、当然といえば当然ですが。
ほんと、毎回綱渡りです。

それにしても、後味悪い終わり方でした。
アダムは、見事にヤズディに踊らされたんですね。
その犯行声明に「ヒポクラテスの誓い」を引用したヤズディに、人間として、医師としての良心の存在を信じたアダム。
ヤズディは、そこまで計算していたんでしょうか。
イギリスに渡ってからの取り調べをアダムにやってほしいと言ったのは、きっと、うまく丸めこめると思ったから?

こんな仕事をしていても、アダムは案外「オプティミスト」なんですね。
しかも、「性善説」信奉者?
今回は、そこを見事に利用された感じでしょうか。
こんなことが続いたら、人間不信にも陥るわなぁ・・・。

もう一つ。
「白い巨塔」でチェ・ドヨンの恩師オ・ギョンファンがドヨンに向けて諭した言葉。
「小医は、病を治す。
 中医は、人を治す。
 大医は、国を治す。」
本当は、ヤズディも「大医」を目指している筈なんですよねぇ。
理想の国を生み出すための、外科的手術。
それが彼にとっての「テロ」。
でも、国なんてものは、国民があってこそ、だと思うんだけどなぁ。
人間を蔑ろにして生まれた国が、「理想の姿」であり得るのかな。
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