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MI-5 第9回「ハリーの復活戦」

2008/06/12 (木)  カテゴリー/海外ドラマ MI-5


911以降、テロの恐怖は「今そこにある危機」であるという認識は広がったと思うけど、「起こるかもしれない」という危険性だけで、市民の権利が蹂躙されていいわけはないし。
何より、一部の人間の支配欲を満足させるために私たちの生活が脅かされてたまるか、って感じです。

よくドラマの冒頭やエンドテロップに見られる、「この物語に出てくる一切は現実の事件とは関係ありません」云々という決まり文句が、ただの張りぼてにならないことを祈るばかりです。
MI-5, Volume 4

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MI-5, Volume 3 MI-5, Volume 2 MI-5, Volume 1 MI-5, Vol. 5 (5 Discs) MI-5, Volumes 1 and 2
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アメリカはテロの脅威として次の標的をイランに向けようとしています。
CIAがイギリス国内から、危険人物である、として何の通達もなく市民を連行するということが、頻繁に起こるようになっていました。
この事態に業を煮やしたハリーは、匿名の通報によって掴んだCIAの強制連行の現場に乗り込み、ルイス・カルビンという人物の身柄を受け取ります。
CIAからの情報では、彼を危険人物を決めつけるだけの確証は得られず、ハリーはカルビンの釈放を決定。
監視の手は緩めず、まさかの事態に備えることにする。

しかし事態は急転。
カルビンを監視していたエージェント二人が射殺され、カルビンは逃亡してしまいます。
事態の責任を取る形でハリーは謹慎を言い渡されます。
ジュリエットによれば、「ハリーが復帰することはない。」
グリッドメンバーは納得がいかないながら、カルビン追跡に邁進します。

CIAからの情報などから、カルビンが「ムシュタ・イスラム(イスラムの春)」というテログループと関連がある可能性が浮上します。
一年ほど前に、カルビンが「ムシュタ・イスラム」による軍事訓練に参加していた証拠写真が出てきたのです。
真偽不明の後出し情報にグリッドは憤慨しますが、「ムシュタ・イスラム」が爆弾トラックで都市主要部に突っ込むという形態のテログループであることから、カルビンの発見が優先されました。

謹慎中のハリーには、常時監視がついていました。
犬の散歩を利用して、近所の店を通じてアダムにコンタクトをとります。
ドッグレース場で落ち合う二人。
しかし、監視の目は厳しく、下手のことは離せません。
そこで、レース場裏のピットへ向かい、そこで犬笛を吹くと、犬たちが一斉に吠え始めました。
高性能集音マイクを付けていた男たちが、その大きな音に身もだえしてイヤホンを外した隙に、アダムにカルビンのデータを極秘裏に渡してほしい、と頼みました。

一方、カルビンの近所への聞き込みからは、彼の人となりもまともに聞き出せず、強制連行を通報した人物もわからないままです。
このことに不審を感じるアダム。
まったく進展しない捜査にいら立つジュリエット。
しかしコリンが手を入れたある検索ソフトを使って、カルビンのデータをネット検索。
そこで、カルビンがシティにあるATMを使うために地下鉄を乗り継ぎ、遠回りをしていることを掴みます。
ここに何かがあるとにらむグリッド。

その広場の半径100メートル以内にある会社を調べ、ヒットしたのが、カーダッシア社。
債権回収業者で、カルビンはそこに11,000ポンドの借金をしていました。
「ムシュタ・イスラム」というグループは潤沢な資金源を持つことで知られており、この事実とカルビンの行動は矛盾していました。
さらなる捜査により、同社のニック・ポラードというアメリカ人とカルビンが関係があることがわかります。
また、同社のセキュリティは一般企業のそれとしては、以上に強固であり、何か裏がある、と考えられました。

グリッドは早速行動開始。
ザファー達がポラードを尾行。
その間に、アダムとジョーがポラードのオフィスに潜入、データを盗みます。
しかし、ポラードの行動から、彼が一流のスパイである可能性が浮上。
ポラードは何かの危険を察したのか、Uターン。
尾行は中止。
アダムとジョーにも撤退命令が出ますが、アダムがぎりぎりまで粘り、情報を入手しました。
この際、慌てたジョーがカーダッシア社の見取り図を落としてしまい焦りますが、アダムがこちらも無事回収していました。
(アダム、人が悪い・・・。)

ポラードの緻密な行動から、「彼はCIA職員ではないか」と推理するアダム。
イギリス国内で、何らかの形でスカウト活動を行っている?と思われます。
ジュリエットがCIAエージェントのアレックスを問いただしますが、アレックスは知らぬ存ぜぬ。
結局有力な手掛かりは得られぬまま。

潜伏中のカルビンは着実に何らかの計画を遂行している様子。
その手元には、ミサイルの構造書や、施設の地図などが散在しています。

ハリーは監視の目をかいくぐり、ある男性と会っていました。
マイケル・ゴーマン。
元スパイである彼の情報から、驚愕の事実を知るハリー。
ポラードは、特殊かつ高度な訓練を受けたフリーのCIAエージェント。
その行動はアメリカ政府の責任下にはなく、表沙汰にできない汚れ仕事が主。
状況次第で切り捨てられる捨て駒だ、というのです。

そんなポラードの今回の任務は、イラクに代わる脅威を生みだすこと。
イギリス国内に存在する不満分子を見つけ、焚きつけ、本物のテロリストに仕立て上げること。
これをイラン攻撃の大義名分として、戦争を起こそうとしている、というのです。

再度ポラードの尾行を試みたグリッドですが、やはり失敗。
しかし、偶然その場でカルビンを発見します。
計画実行が近い、と見たグリッドはカルビンを尾行します。
隠れ家から動き出したカルビンを追うアダムとジョー。
追跡を気付かれないようにヘッドライトを消した状態で、暗視ゴーグルをつけたジョーのナビゲーションで運転するアダム。
無事見つけたカルビンは、ある飛行場の西三キロの地点にいました。

SWATの突入を命じるジュリエットですが、カルビンが使用する武器がわからない状況では、危険が大きいと反対するアダム。
カルビン確保が最優先されます。
コリンが衛星画像から、地対空ミサイルの起動を確認。
現場へ直行したグリッドはミサイル発射直前、カルビンを発見、射殺し、事なきを得ます。

計画の失敗を察したポラードは、逃亡を図りますが、ハリーが一足早く彼のオフィスに潜入、ポラードを逮捕します。
テロリスト受け渡しと称して、アレックスを呼び出したハリーは、彼にポラードを突き付けます。
事件の真相を明かし、「人の庭を荒らす前に、自分の庭を掃除しろ」と言い残しその場を去ります。

事件は一件落着。
ハリーも無事元のポストに復帰しました。
大団円です。


今回は、アメリカによる「大国のエゴ」が描かれていました。
そもそも、戦争はなぜ起こるのか。
こういうお話をみると、誰かが裏で操っているというのはあり得る話なんだな、と思います。
「沈黙の艦隊」なんかでも、それっぽい挿話がありました。
アメリカの巨大軍事産業が、裏で一枚かんでいるっていう、アレです。

「24」なんかでもよくありますが、常識を大きく逸脱したテロリストと、正規のルートで交渉したって解決の糸口が見えてこないのも事実でしょうが。
だからと言って、起こっていない事件を捏造してまでその無茶を押し通そうとするやり方は、まわりまわって、テロリストそのものという気がします。

ほんと、「このお話はフィクション」であって貰わないと困ります。
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